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明日でいいことは明日やる。

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家電の時代

2018/12/06
映画・ドラマ 0


前回の続きのような
内容になるけれど。

ドラマ「クリスマス・イヴ」の
最終回とSP版の録画を見終えた。

最終回のラストは…

イヴに会えなかった2人が
(吉田栄作と仙道敦子ね)
25日中に絶対会おうと約束する。

剛(吉田)が出張先から戻るのに
雪で大幅に遅れた飛行機。
何時には行けるからと
空港から公衆電話をかける。

自室でその電話を
コードレス子機(かなりデカい)で
受ける雪子(仙道)。

剛、タクシーに乗るも
クリスマスの大渋滞。
途中で降りて(あるあるだな)
公衆電話を探す。
が、公衆電話にも人が。

待てずに走る剛。

時計ばかり見る雪子。




これだよ、これ。

会えない時間
連絡の取れない時間が
2人の思いを強くするのだよ。

相手への思いやりや
信頼感って
その連絡のつかない時間が
育むものなんではないか?


今なら、こんなシーンは
有り得ない。
携帯かけまくるみたいな?
何しとんじゃボケ!みたいな?


携帯電話が当たり前になってから
人は、待つことや辛抱することが
できなくなったと思う。

電話に出ないとか
既読にならないとか
既読スルーとかに
いちいち、反応する。

すぐに、出ない
すぐに、既読にならない
すぐに、返信してこない

ということの理由に
ネガティブなことを想像し
腹を立てたりする。



人とのコミュニケーションに
携帯電話は
とても便利にはなった。

でも、情緒の部分では
相手の気持ちや状況を
おもんばかることが
てきなくなったんではないの?


それは、
恋人、友人、仕事関係
どういう間柄においてもだと思う。



むかし昔のその昔
家電に留守番機能がつき
さらに、それを
外から聞けるという機能は
一人暮らしでは
とても役に立ったものだ。

駅には伝言板っていうのも
あったね。



ドラマを見ていて
こんなことを思ったのは
ここでもよく登場させている
A子のことが浮かんだからだ。

A子はいつも片手に
スマホを持っている。

いつも彼の動向を気にしている。
電話に出れるはず。
LINEを見れるはず。

すぐに反応がないと
自分のことが最優先ではないんだ
と解釈する。

そして、いつも揉めている。

A子の気持ちの余裕のなさは
スマホのせいでもあるんじゃ?
と思ってしまった。



人と話すのが億劫な私は
メールやLINEはとても助かっている。

でも、電話機能については
いつでもつかまえられる状態に
自分があるというのは
窮屈に感じる。


昔のほうがよかったわけでも
今が全ていいわけでもない。


でも、
せっかちではなかった時代に
20代を過ごせたことは
ありがたいことだったと
今、思うのである。




最後まで読んでいただいたあなたに感謝(´△`)
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ジジコ
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